高橋詩織さん(協力隊編)

移住体験談 高橋詩織さん(地域おこし協力隊編)

氏名 高橋 詩織
年齢 25歳
職業 地域おこし協力隊
家族構成 独身
前居住地 東京都
移住前の職業 商業施設インフォメーション
移住年 2016年
現居住地 西川町睦合

ー移住までの経緯・概要
東京都出身。西川町睦合在住。短大を卒業後、商業施設のインフォメーションとして4年間勤務。2016年4月より西川町地域おこし協力隊として着任。西川町睦合に移住。

ー移住のきっかけ
人見知りで引っ込み思案だった幼少期の私を心配した母から、NPO法人が主催する国際自然大学校に行ってみるよう勧められました。最初は嫌で仕方なかったのですが、イカダ作りや田植え体験など数々の自然体験プログラムを経験していく中で、気づけば帰るのが嫌になるほど、自然の中で遊ぶこと、人との関わりあいが好きになっていました。今思えばこの頃から「いつかは自然の溢れる土地で暮らしたい」と考えていたのだと思います。
移住を決心したのは、商業施設のインフォメーションに勤めていた時です。主に道案内を担当しており、お客様の喜ばれた顔を見ると自分のことのように嬉しかったですが、次第に1対1の対応ではなく、もっと広い範囲で人の役に立てる仕事はないか?と考えるようになりました。そんな時見つけたのが、集落支援や移住交流を推進する地域おこし協力隊の募集です。山形県は祖父の出身で、足を運ぶことも多かったため、どこに移住するか?と考えた時、真っ先に山形県が浮かびました。

ー西川町を選んだ理由
%e9%ab%98%e6%a9%8b%e8%a9%a9%e7%b9%94%ef%bc%88%e4%ba%8b%e5%8b%99%e5%ae%a4%e5%86%99%e7%9c%9f%e5%b7%ae%e3%81%97%e6%9b%bf%e3%81%88%ef%bc%89西川町のことを調べて一番に感じたのは壮大な自然の美しさです。祖父は山形市の生まれだったので、山形県の中では比較的近代的な建物が立ち並んでいる方だったのだと西川町を見て感じました(笑)ですが、私にとってはそういったところがとても魅力的に感じたんです。一昔前の日本のような温かみのある建物や田園風景に小さい頃の記憶がフラッシュバックし、ここだ!と感じました。

ー西川町での生活はどうだったか?
東京で暮らしていた時の大きな違いは、基本が車移動という点です。最初は不安もありましたが、慣れると満員電車で人に揉まれての移動より快適です。移動時間は常にプライベート空間になるので。また、生活に必要なものが揃うお店はすべて地域の方々が教えてくれました。むしろ西川の方は質問するより前に、「何か困ってることはないか~」と声を掛けてくれるんですよね(笑)そんな人々の優しさのおかげで、寂しいと思う暇もなく気づけば月日が流れていました。
現在は睦合の町営住宅に住んでいるのですが、車で数分の距離にスーパー、20分程度走れば寒河江市まで出ることができるので生活に困ることなく過ごせています。また、いわゆる田舎と呼ばれる風景もすぐ側にあるので、東京から来た身としては馴染みやすい土地だったと思います。
地域では、職業柄もありますが、できるだけ各地区に足を運ぶことを意識しています。西川町はイベントが盛んな町なので、積極的に行動していればその分早く地域に馴染むことができると思います。


ーこれからやってみたいこと
現在は、集落支援と移住・交流の推進をメインに活動しています。各集落の抱える問題は多種多様ですが、一町民でありながら「よそ者目線である」という立場から、あらゆる問題への解決策を地域の方と模索していきたいと思います。また、移住希望者が見知らぬ土地での移住を決意するまでには相当な覚悟や葛藤もあることと思います。そんな方が安心して地域で暮らせるようなサポートをしていきたいです。
仕事とは別になりますが、西川町にこうして移住することになったのもなにかの縁だと思いますので、ここでしかできない自然体験を楽しみたいです!


ー移住希望者へのメッセージ
分からないことは何でも聞く!知らないことは素直に知らないと言う!別の地域からの移住は分からないことだらけだと思います。そんな時は、地域の方に気軽に聞いてみる。「この植物なんていうんですか」「おいしいお店教えてください!」何でもいいと思います。それがコミュニケーションを取るきっかけになります。なおかつインターネットには乗っていないような情報を、インターネットより早く答えてくださるんです(笑)郷土料理を作ったことがないという話をすると、すぐ家に呼ばれ、作り方を教えてくれたこともありました。私の場合、実家とは遠く離れていますが、第二、第三の実家があるような安心感がありますね。
また、自己開示をすることも重要です。どんなことをしたいのか、どういうことが好きなのか、自分のことを話すようになってから、興味のある分野についてのお仕事を紹介してもらえるようになりました。地元の方は、何も知らない相手に対して何を話したらよいのかわからない部分もあると思います。「人に名を尋ねる時はまず自分から名乗る」なんて言葉もありますから、どんどん自己開示をして信頼関係を築いていくことが良いきっかけになるのではないかと思います。
(2016年10月取材)